神楽庵 - 女将のひとりごと -

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ご無沙汰です。

年が明けて2016年になって、早いもので一月も終わりに近いです。
今更ですが、2015年はお世話になりました。本年2016年もよろしくお願い致します。

…と、元気よく行きたいのですが、今そんな気分になれません。
というのも、昨日、いえ、日付が変わっているので、一昨日の日曜日の夜、我が家のセキセイインコのそらが天国へと旅立ってしまったからです。
あまりにも急なことに、家族みんな茫然自失です。(旦那は普通に振る舞っていますが)
私と息子は号泣です。一日経った昨日月曜日も生前のそらを思い出すだけで涙が。
事故とかではありませんでした。多分病気だったのかもしれませんが、そんな素振りを一切見せなくて、亡くなる二日前まで元気に餌を食べて飛んで手や肩に乗っておしゃべりしたりぺたぺた歩いたりしてました。
今になって思えば、あれは病気の症状のひとつだったのかもしれない、と思うことがひとつ。
でもそれ以外は吐き戻しはしても吐いたりしたことは一度もなかったのに…。
異変に気付いたのは日曜日の夕方。
それまで籠から出して遊ばせていたんですが、そのときにはちょっと元気ないかな?ぐらいにしか思っていなかったんです。ところが、籠に戻して数分ぐらいしてちらっと布を捲って中を見てみたら、止まり木に止まっていなくて床に踞るようにしてたのです。その直前にかしゃん、というような、いつも止まり木から床の金網のところに降りるときに聴こえる音が聴こえて、それがなんかちょっと違うと感じたのです。小鳥は自力で止まり木に止まれないのは命取りに繋がります。すぐに嫌な予感が駆け抜けました。慌てて籠から出してヒーターの前でタオルに載せてずっと温めました。部屋の中も熱いというくらいにしました。途中人間の夕飯の時間が来たのでそのときはヒーターを籠の方に向けて(籠の中にもペットヒーターはあって暖かい状態)温めながら夕飯を食べました。
それから午後九時前ぐらいでしょうか。一時期は止まり木に止まっていたので大丈夫かな、と思ったんですが、ふと気付くとまた音がして床に踞っていました。
そのときも籠から出してヒーターの前で温めてました。…でももうその頃には私も主人も息子も覚悟は出来ていたと思います。
苦しそうに息をしながら、私の手の中や腕と身体の間に顔を埋めるようにしていたそら。
まだ早いよ! がんばれそら!
私は泣きながらそらの頭をずっと撫でてました。
最期のときが訪れたのは午後十時半を過ぎた頃。それまでも苦しいのを紛らわせるように顔を振ったり、手の中から逃げ出しては転がっていたりを繰り返し、その度に慌てて手の中に戻して撫でていたのですが、二度程、私や主人の方を見るような、ただ顔を振っただけかもしれませんが、そんな仕草をしました。そこで慌てて少し前に寝かせていた息子を呼び(息子も心配で眠れていなかった)、そらが旅立つ瞬間を三人で見送りました。最期に苦しそうに何かを言ったように聴こえた声が忘れられません。
たった四年と七ヶ月。そらこはうちに来て幸せだったのかな?(T_T)
私はあんまりいい飼い主じゃなかったかもしれない。どうしてもっと色々してあげなかったんだろう。
そういう思いばかりが浮かんでは消えます。
でも私たち家族はそらこにたくさんの笑いと幸せをもらった。それだけは確かです。
一晩泣いても、次の日になっても、涙は尽きることはないんだなと実感してます。
これを書いてる今もそのときのことや元気だったときのことを思い出しては泣いてしまいます。どうしてこんなに早く逝ってしまったの?そらこ…。
まだまだあと五年は生きると思ってたのに……前のもちくんだって九年だったのに…オスだからそこまでは大丈夫と確実に思っていました。
本当に何が原因だったんだろう。今にして思うと、今月になって身体の羽毛がすーっと、糸のように抜けたことが病気のサインだったのでしょうか。
そういう抜け方は確かに他の子たちは全くなかった。籠の中や家の床に落ちてはいても、人が指で引っ張ってすーっと抜ける、羽毛というよりはほんとうに綿から糸になるみたいな感じの毛が結構抜けたことしか…病気らしい病気は思い付けません。
そもそもいったいいつどうやって何の病気になったのかさえ、今となってはもうわかりません。病院に連れて行く暇もないくらい、あっというまの容態急変でした。
日曜日の夜なんて…動物病院はどこもやってないです…うちの近所は…。

暗くて悲しい話題でごめんなさい(T_T)。
でもこうして何かに残して置かないと自分も前に進めない、そらこも天国に行けない。
そう思って留めておくことにしました。
今は涙しか出て来ないけれど、完全に浮上するのは難しいかもしれないけれど、少しずつでも元気を出して行こうと思います。
いつか新しい子を迎える日まで。

…その新しい子を迎えたいと思って、そらこを買った小鳥専門のお店に電話をしてみたのですが、なんともうお店をやっていないと言われてしまいました。
それも結構ショック。。
じゃあ他にどこがあるのかと、色々探して一応行ってみたのは池袋のこんぱまる。
でもなかなかセキセイインコのハルクインっていないのですね。
入荷予定も未定だと言われましたが、一応入荷する予定があるなら連絡をくださいと、名前と連絡先を書いて帰って来ました。
他のセキセイインコはいるんですけど、私が求めているのは(主人と息子もですが)やはりハルクイン種なのです。我が家の歴代のセキセイインコは皆ハルクイン種なので。初代のぴちくん、二代目のもちくん、そしてそらこと、皆オスでホワイトハルクインでしたので、できればホワイトハルクインが欲しいんですけどね…。運命を出逢いを果たしたい。
出逢える事を祈って連絡を待とうと思います。

ペットを飼ってる皆様、どうぞ大切になさってください。
うちにはまだオカメのちょこも残っていますが、やはり何となく淋しそうです。
早く新しい子を迎えられるといいな。

追伸。
来月の血界のイベントは出ます。
近くなったらまた。